愛side
「おい、みろよ!
2年の日比野来たぞ!」
「さすが、今日もかわい~な~」
「お、愛ちゃんだ~」
校門に入るなり、
ひそひそと声が聞こえて
なんだか縮こまってしまう。
私、日比野愛 は、
私立高校の2年生。
昔からくせ毛で、
パーマをかけているように
見られるけど、そうじゃない。
髪の色、目の色が
人より少し薄いのも、
全部生まれつき。
だから目立ってしまうのかな...
なんてよく考えてしまう。
「おい、みろよ!
2年の日比野来たぞ!」
「さすが、今日もかわい~な~」
「お、愛ちゃんだ~」
校門に入るなり、
ひそひそと声が聞こえて
なんだか縮こまってしまう。
私、日比野愛 は、
私立高校の2年生。
昔からくせ毛で、
パーマをかけているように
見られるけど、そうじゃない。
髪の色、目の色が
人より少し薄いのも、
全部生まれつき。
だから目立ってしまうのかな...
なんてよく考えてしまう。
