上から声がする。
今日は、上から声をかけられることが多い。
そんなに背が低いわけじゃないのにな



とか、いう場合じゃなくて!!



「な、なんで月野君がいるの!?」






「なんでだと思う?」





少しニヤッとして階段を下りてくる月野君
私は、首をかしげた





「謝りに来た」




「...な、なんで?」




あ、謝るようなこと月野君してないよね..


突然どうしたんだろう

「俺に群がってた女子のせいで居心地悪くなったんでしょ?ごめんね」




「な、なんでそれを月野君が...別に悪くないよ」



「いいから!...許してくれる?」



「...う、うん」



すると、月野君は眼を細めて笑った


「よかった」


あれ、この光景どこかで