貴方が残してくれた居場所






あー怠い。



トコトコ・・・





やっぱ寒い。

パーカー着てくればよかった。




龍「やっと来た。おはよ」

やっぱりバイクで来たんだね。


華「ごめん。おはよ。」


龍「昨日はごめん?」


は?なんで謝られてんの、あたし。


華「…?なにが」


龍「いや…
  電話んとき呼び捨てで呼んで。」


あーそういえばそうだった。


華「呼び捨てでいい。
  あたしにちゃん付けとか似合わない」


龍「よかった…
  怒ってたらどうしようかと思った」


...?



華「怒んないよ?それくらいじゃ」


正直、ムカついたけど。


龍「そうか」



なんでそんな嬉しそうなん?

んーわかんないからいいや。







龍「んじゃ、行くか」



華「ん」