ハコイリムスメ。

すっかり店長に乗せられて、半ば強引に店の奥まで連れてこられた。


暗い道から入って来たせいか、本当に明るすぎなのか、そんなことはしらないけど、奥に行けばいくほど増していく不自然なほどの明るさに、一瞬目がくらんだ。


「あそこ」
「んあ?」

やべえ、変な声が出た。




店長が指さした先には、さっきの公園の奴らよりちょっとガタイの良い金髪たちが4人。
よく見えないけど、真中にいるのはたぶん女の子だ。