「ここじゃまずい話?公園行くか?」
「…うん」
「葵ちゃんは?」
「…お留守番の方向で。」
俺の言葉に、葵がふくれっ面になる。
俺を見上げて、
「えー?なんでー?」
って。
かわいいやつ。
葵にやな思いさせたかな、と苦い気持ちになりながら、俺は言う。
「どうしても。ごめんな、すぐ済むから。したら、一緒帰ろー」
「…わかったぁ…」
タイミングよく、リビングからおばさんの声がした。
「葵ちゃんー、紅茶飲まない?」
「わあ、飲みますー」
葵はタカタカとリビングに戻って行った。
…どこで丁寧語覚えたんだ、あいつ。
「…うん」
「葵ちゃんは?」
「…お留守番の方向で。」
俺の言葉に、葵がふくれっ面になる。
俺を見上げて、
「えー?なんでー?」
って。
かわいいやつ。
葵にやな思いさせたかな、と苦い気持ちになりながら、俺は言う。
「どうしても。ごめんな、すぐ済むから。したら、一緒帰ろー」
「…わかったぁ…」
タイミングよく、リビングからおばさんの声がした。
「葵ちゃんー、紅茶飲まない?」
「わあ、飲みますー」
葵はタカタカとリビングに戻って行った。
…どこで丁寧語覚えたんだ、あいつ。

