あれから3年…

騎士と真理愛は毎日お見舞いをしに来てい

たが目を覚ます事はなかったのだ…

だが1度だけ…涙を流していた

そして数日…

「ん…あれ?ここは?」

あ、そっか私屋上から飛び降りて命助かっ

たんだね…

ガラガラ

え、騎士くん!?

「夢莉愛?目覚めたのか?」

「あ、うん」

来てくれたんだ

「ほ、ほんとか?あれから何年たったと

思ってるんだよ俺と真理愛毎日お見舞い

来てたんだぞ」

そーなんだありがとう

「今先生呼ぶなっ」

バタバダバタバタガラガラバンッ

「おめでとうございます!!目覚めるなんて

奇跡ですよ!!でもまだ安静にして下さいね」

それからお父さんとお母さんも来てくれ

た…その中に真理愛はいなかった

「真理愛ならあとで来るぞ」

「目覚めて良かったわね心配したわよ」

「夢莉愛よかったな…ICレコーダー聞いた

ぞ相手の子は捕まった安心しろ」

良かった…ほっとしたその時

「夢莉愛俺、謝らなきゃいけない事が

ある」

「うんわかってる真理愛とお幸せに!」

「はっ!?なんでそーなんだよ」

え、違うの?

「俺と真理愛は今女優と俳優なんだ

3年前相手できなかったのはそのせいなん

だ」