大すきだよ


「うん。本当に悪かった。
俺、なつきなら大丈夫だと思ってた部分があった。
海や華、たくさんの人に支えられてるから…。
俺の幼馴染、ちっちゃいときから俺としか遊ばないやつだったんだ。
だから今の学校でも頼れる友達がいないらしい。
せめてあいつが落ち着くまではそばにいてやりたいって思った。
夏休みが終わるまでに説得する。
絶対に、あの家に戻るから。
それだけは信じてほしい」


颯太は深々と頭を下げた。

確かに私は華や海君がいたからここまで来ることができた。

いなかったらきっと泣き崩れて倒れて、確かめにも来れないままだっただろう。


そう考えると颯太の幼馴染は頼れる人が颯太しかいないんだ。