「俺の片思いの2年間を返せぇ」
「なに!それ!w」
「彼氏がいるのに
悩ませちゃいけないって思って…
声もかけなかった!俺!
いい奴すぎた!」
「あの…哲郎は…
何で私なの?看護科は少ないし
そんなに会うこともないよね?」
少しドキドキする質問をしてみる
「1年の時に…俺の落とした
小銭を拾ってくれたのが
ヒカリ…だったの。 」
「へっ!?それだけ!?w
忘れちゃってるけど、私…」
「それだけじゃない!
それから!だよ!!w
それから…目が離せなくなった」
「それから…か…」
「うん、それからだね…
気が付いたらヒカリばかり見てた
同じ車両でも緊張したし。
たまに席が近いと
話し声や、シャンプーの香りまでして
ドキドキした…w変態じゃないよ!」
「そうか…」
「なんか、不満でも?w」
「ドキドキからはじまった?
ってこと?」
「うん…今でもドキドキだよ
1年の時と
変わらないドキドキだよ。」
「小銭を拾ってもらって
ドキドキ?」
「うーん、たぶん笑顔?
拾ってくれた時の笑顔が…
印象深いなぁ…
ヒカリの目を見た時に
ドキッとしたんだと
思うんだよなぁ…」
哲郎の話しを聞いてるだけで
ドキドキした。
ドキドキのはじまり。
哲郎の言葉は
心にすんなりと入ってきた
「だから、ギュッとしたくなって
つい…本当にしてしまったw
バカな俺!」
自分のそのままを
話せるんだなぁ…って
なんだか羨ましかった。
「ところで…ヒカリさん
俺、昨日から
告白してるんだけど。」
「うん……わかってる
でも、こんな告白がはじめてで
どう答えたらいいか考えてたの」
「付き合って下さい!って
言ったほうがよかった?」
「いや、そうじゃないよw」
哲郎の素直な言葉に返す言葉が
なかなか見つからない…
「あのね、ドキドキするの
哲郎といるとドキドキする」
「怖いの?」
私は首を横にブンブンと振った
「怖くなんかない!
安心するの…
すごく…心地よい感じ
でも、不安はたくさんある…」
「じゃあ…その不安を
これから2人で
少しづつ、
減らして行くっていうのは?
どう?」
「うん…きっと
私が知らない哲郎が
たくさんいると思うから。」
「それって…ヒカリは
今から俺の彼女に
なってくれるってこと?」
「ドキドキから…
はじめてもいいですか?」
私は、顔が真っ赤になっていくのが
自分でわかって
思わず両手で顔を隠した…
「まじ?!」
思わぬ展開に
哲郎も無言になった
「こんな恋愛を知らない俺なんて
絶対にフラれふる…って思ってた」
「私だって、昨日まで
哲郎と付き合うなんて
想像もしてなかった」
「じゃあ、どうして?w」
「哲郎といたら…
ドキドキしたからです。」
「………。」
「………。」
赤面しているのがさらに
熱っぽくなってきて
顔から手が離せないでいた。
哲郎が、私の手を取って
顔からゆっくりと離した
顔にかかっている長い髪をそっと
指で背中に回す…
完全に下を向いている私の顔を
哲郎が覗き込む…
「ヒカリ…顔を見せて」
「緊張しちゃって…ヤバイ」
哲郎は、私の手をそっと握って
優しく撫でてくれている…
少しづつ緊張が解けていって
やっと、
哲郎の方を見ることができた
「ヒカリ…
俺の彼女になってくれますか?」
「哲郎こそ
こんな私でいいですか?」
「それじゃぁ、
お互いにいいですか?って
言ってるようになるじゃん!w」
「本当なんだもん…こんな私…」
哲郎は少し考えていた
「じゃあ…
ヒカリを俺の彼女にしていい?」
「うん…
よろしくお願いします」
「今から
ヒカリは…俺の彼女?」
「うんw」
哲郎は小さく
ガッツポーズをして言った
「ヤバイ…かわいすぎ…ヒカリ♡」
私が、哲郎の彼女になったのは
春休みが終わる
3日前のことだった…w
「なに!それ!w」
「彼氏がいるのに
悩ませちゃいけないって思って…
声もかけなかった!俺!
いい奴すぎた!」
「あの…哲郎は…
何で私なの?看護科は少ないし
そんなに会うこともないよね?」
少しドキドキする質問をしてみる
「1年の時に…俺の落とした
小銭を拾ってくれたのが
ヒカリ…だったの。 」
「へっ!?それだけ!?w
忘れちゃってるけど、私…」
「それだけじゃない!
それから!だよ!!w
それから…目が離せなくなった」
「それから…か…」
「うん、それからだね…
気が付いたらヒカリばかり見てた
同じ車両でも緊張したし。
たまに席が近いと
話し声や、シャンプーの香りまでして
ドキドキした…w変態じゃないよ!」
「そうか…」
「なんか、不満でも?w」
「ドキドキからはじまった?
ってこと?」
「うん…今でもドキドキだよ
1年の時と
変わらないドキドキだよ。」
「小銭を拾ってもらって
ドキドキ?」
「うーん、たぶん笑顔?
拾ってくれた時の笑顔が…
印象深いなぁ…
ヒカリの目を見た時に
ドキッとしたんだと
思うんだよなぁ…」
哲郎の話しを聞いてるだけで
ドキドキした。
ドキドキのはじまり。
哲郎の言葉は
心にすんなりと入ってきた
「だから、ギュッとしたくなって
つい…本当にしてしまったw
バカな俺!」
自分のそのままを
話せるんだなぁ…って
なんだか羨ましかった。
「ところで…ヒカリさん
俺、昨日から
告白してるんだけど。」
「うん……わかってる
でも、こんな告白がはじめてで
どう答えたらいいか考えてたの」
「付き合って下さい!って
言ったほうがよかった?」
「いや、そうじゃないよw」
哲郎の素直な言葉に返す言葉が
なかなか見つからない…
「あのね、ドキドキするの
哲郎といるとドキドキする」
「怖いの?」
私は首を横にブンブンと振った
「怖くなんかない!
安心するの…
すごく…心地よい感じ
でも、不安はたくさんある…」
「じゃあ…その不安を
これから2人で
少しづつ、
減らして行くっていうのは?
どう?」
「うん…きっと
私が知らない哲郎が
たくさんいると思うから。」
「それって…ヒカリは
今から俺の彼女に
なってくれるってこと?」
「ドキドキから…
はじめてもいいですか?」
私は、顔が真っ赤になっていくのが
自分でわかって
思わず両手で顔を隠した…
「まじ?!」
思わぬ展開に
哲郎も無言になった
「こんな恋愛を知らない俺なんて
絶対にフラれふる…って思ってた」
「私だって、昨日まで
哲郎と付き合うなんて
想像もしてなかった」
「じゃあ、どうして?w」
「哲郎といたら…
ドキドキしたからです。」
「………。」
「………。」
赤面しているのがさらに
熱っぽくなってきて
顔から手が離せないでいた。
哲郎が、私の手を取って
顔からゆっくりと離した
顔にかかっている長い髪をそっと
指で背中に回す…
完全に下を向いている私の顔を
哲郎が覗き込む…
「ヒカリ…顔を見せて」
「緊張しちゃって…ヤバイ」
哲郎は、私の手をそっと握って
優しく撫でてくれている…
少しづつ緊張が解けていって
やっと、
哲郎の方を見ることができた
「ヒカリ…
俺の彼女になってくれますか?」
「哲郎こそ
こんな私でいいですか?」
「それじゃぁ、
お互いにいいですか?って
言ってるようになるじゃん!w」
「本当なんだもん…こんな私…」
哲郎は少し考えていた
「じゃあ…
ヒカリを俺の彼女にしていい?」
「うん…
よろしくお願いします」
「今から
ヒカリは…俺の彼女?」
「うんw」
哲郎は小さく
ガッツポーズをして言った
「ヤバイ…かわいすぎ…ヒカリ♡」
私が、哲郎の彼女になったのは
春休みが終わる
3日前のことだった…w