「今日?今日はちょっと........。」

(病院に行かなきゃいけないのに........。)

「何か用事でもあるの?」

荒井くんに聞かれブンブンと首を横に振る。

「そんな対した用事じゃないんだけど、今日は無理かな?明日ならなんとか。」

そんな言葉を聞いて友里子はえーと言った。

「じゃあ仕方ないね。明日行こ!明日!」

「う、うん。」

その時ちょうど5時限目の予鈴が鳴った。