「ねぇ あかり。こっちみてない?」

「あたしもおもった。」

「ってか向かってきてるよ。」

あたしの机の前で止まった

え。なに?

あたしは焦っていた

「もしかして日野田 あかり?」

「えっ。なんであたしの名前…」

まわりがざわついてる

あたし自身も焦った

「やっぱそーか!あかり!ひさしぶり!」

えっだれ?あたしこんな人しらない

「あの…誰ですか?」

「忘れたの?」

「え。あ、ごめんなさい。」

すごく悲しそうにしたから

ついあやまってしまった

「まぁ名字ちがうし

背もだいぶ伸びたし仕方ないか。

杉宮 晴香 なら思い出せる?」