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「んんんん~!」
「その調子で魔力を集中してください」
あれから、一週間ほどが経った。
あたしはといえば、あいかわらず魔力の訓練中。
だけど、リカエルさんの鬼とも言える訓練のおかげであたしは魔力を無事、操れるようになっていた。
護衛隊の隊長であるエディさんとフランさんにまずは己を守る護身術や、警護の仕方なども学んでいる最中だ。
訓練の他にも魔女の仕事はあるから休んでいる暇などないくらい大変だ。
今は、魔力を具現化して放出する訓練中だ。
「はっ!」
手のひらに紫色の魔方陣が現れる。
しばらく魔力を集中させると、魔方陣から青白く光る雷が現れた。
「そのまま、私に向かって放ってください!」
「はい! ……やぁ!」
凄まじい音と、雷撃のせいで空気が振動する。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

