「……なにを悶絶している?」
「っ! な、な、な、なんでもない! 気にしないで!」
恥ずかしさで死にそうなんて……絶対言えない!
カカオはカカオでキョトンとしていて、気にも止めてない感じだし。
それがさらに恥ずかしかった。
恥ずかしがってるの、あたしだけ……!
「それより、あたしそんなに寝てたの?」
しばらく悶絶したあたしは、ようやくそんなことを口にする。
カカオはコキコキと首を鳴らすと、服のシワを整える。
「あぁ、ぐっすりだった。 もう、夕食の時間になるだろう」
訓練は朝ご飯の後に始めて、ティータイムくらいまでやっていたことは覚えている。
そんなに寝てたの?
けれど、しっかりと寝たおかげか、身体はもうダルくはなかった。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

