……これかな。 意識はどんどん身体の奥へと潜り込んでいき、中央の辺りで止まった。 目の前には、光り輝く巨大な渦が存在していた。 キラキラと光の粒を放ち、竜巻のようにそれらを巻き込んでいく。 それが、あたしの『魔力のもと』なのだと、理解できた。 けれどもあたしの意識は、その渦とまだ一体化していない。 あたしはその渦を、外から傍観しているだけだ。 『──この渦とひとつにならないと、あたしは魔力を使えない』 あたしの直感が、そう告げていた。 そうと決まれば、早く中へ入らなきゃ!