モルガさんは、また新たに何かの資料をひろげる。
そこには、絵が描かれている。
何人もの人が、丸い何かの空間のようなもので囲まれた街に向かって歩いていく様子だ。
その人たちは、目は青くない。
ってことは、魔界の人じゃない?
なんだか、とてもまがまがしい……。
「これは、数年前の魔界と無界の様子です。
ウェズリアは、魔力があるのでそれを上手く利用して環境を汚すことはなく、いつもキレイなままを保っています。 けれど、オスガリアは魔力の持たない人間しかいない。 オスガリアの人間たちは、好き勝手に環境を汚しました。 そして、今となっては……あのように、何者も住むことができないくらい、汚れてしまった」
あそこ──オスガリアはもともとキレイで……最初からあんな汚くなかったんだ……。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

