「それはお前もだそ、王子」
「なに!?」
思わず乱暴に返してしまう。
もちろん、言ったのはまおに寄りそうシュガーだった。
彼は、厳しい視線を向ける。
「お前だって、どうしたらウェズリアを守れるのか、ひとりで抱え込んでいる」
「…………」
なにも、言い返せなかった。
シュガーの金の目が、あまりにも鋭く、核心をついてしまったからだ。
「……まおはいつも、王子のことを考えていた。 どうしたら、いつも国のために働きっぱなしの王子に楽をさせられるのかと」
まおがそんなことを……?
「お前らは、似たもの同士だな」
シュガーは、まおの顔を見つめ、その黒い手でまおの頬をゆるりと撫でた。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

