あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。





「申し遅れました。 私はアルバート。 クライヴの森のヴァンパイアたちの長(おさ)です」



 うやうやしくカカオに向かって頭を下げるアルバート。


 ってか、あの森、ヴァンパイアの住む森なの!?


 あたし、そんな危険な森に乗り込んでたんだ!


 今思うと、身震いしてしまう……。



「何処かでお会いしたことがある気がする」

「まぁ、一応ウェズリアの傘下にいるからでしょう。 ヴァンパイアの村は独立的な立ち位置ですが、場所はウェズリアに存在していますから」

「そんなヴァンパイアの長が、突然通達もなしに何の用だ」