禁忌の翼


はらりと身体を隠す布を地面に落とし、うつむいて、切なげな声で


「私、とても寂しいの。悲しいの。
あなたは、私を慰めてくださるの…?」

と、哀願するように、誘惑するように男の腕に、自分の腕を絡ませる。



「ああ、ああ!
可哀想なベアトリーチェ!!
俺にできるのなら、君の悲しみを忘れさせてあげよう!!」



そうして、私はこの、



好きでもない男によって、



教会の、聖なる泉の前で




汚れた行為に身を委ねた。