カクレンボ

ふと甦ったのは…和也の言葉。

『卒業したら…返事聞かせろよ』

…このまんまじゃ、ここで卒業出来ない
じゃんか。

15日位の、たった少しの時間を
他の学校で過ごすの?

聖ルキア校の卒業生になれないの?

センター試験だってあるじゃない。

理由もないのに…廃校になんてする?

ついさっきまで普通の学校だったのに。

何か裏がある。

私は一瞬でそう確信した。