どんどん卒業式のプログラムは進んで3年生退場とすべてに終わりを告げた。 「明奈〜おつかれっ ねえ、この後どっか行かない?」 「あ、美菜おつかれ。 んー私用事あるんだ‥‥ごめんね?」 大親友の美菜の誘いを断る。 私にはやらなければいけないことがある。 康毅に手紙を渡すんだ。 すべてを終わらせるために。