夏の思い出。

「原田〜!早く!移動教室遅れるよー!」

「待ってー!!!今行く〜」

私は原田華菜。15歳。
中学3年生。
家族構成は少し特殊だ。

私の家には母しかない。
父は小学2年生の時に私をかばって死んだ。

夏のことだった。

そんなことを考えていると、

「もう!原田!何たそがれてんのよ!早くいくよ!」

そう言ったのは親友の風吹麻耶、

「ふぶきー!待ってー!」


わたし達は、親友だけど、いい距離を保つため、名字で呼びあっている。

何でも一番に話してきた。


「よし!原田!行くよ!」

「うん!あっ、でも、先行ってて…」

「なに〜?珍し!まぁ、いいや!早く来るんだよ〜」

風吹は走っていった、