「真広、誰の後ろに乗る?」 バイクに股がりながら聞く類。 「…別に誰のでもいい」 そう言うと 「俺の後ろ。」 言った響に、バイクの後ろに乗せられる。 「自分で乗れる。」 少し睨むと、スルーした挙げ句メットを被せてきた。 5台のバイクが、風をきって走り出す。 この時期のバイクは、気持ちがいい。