無限の青空



……今、何て言った?
一瞬、その言葉の意味を理解出来なかった。


だが、その言葉の意味を理解した時、自分の心が冷えていくのが分かった。

そして、その響の言葉に便乗するように、他の4人が私に向けて言ったセリフ

「俺は、喜んで歓迎するぜ。」と伊吹。
「俺もだよ♪」楽しそうに言う日向。
「賛成だぜ~」思ってもいないことを言う渚。
「皆こう言ってるし、どうかな?真広。」優しく言う類。


………苛つく。

「…何で私なの」


響は更に、私を苛つかせるセリフを口にする。

「俺が、気に入ったから。」