無限の青空



…止めよう。もう、考えるな。

今までも、なるべく人と関わらないように、踏み込まないように、踏み込まれないように、壁を作って線を引いてきたじゃないか。


…大丈夫、私と彼等の間には壁がある、線がある。


すると、今まで会話に参加していなかった響が言った。

「お前、青龍の姫になれ。」