「やったじゃねぇかセシル!」

怪異駆逐対策局の仲間達が、セシルに駆け寄ってくる。

「すげぇよ!怪異駆逐対策局の誰一人として太刀打ちできなかった黒十字 邪悪を、あそこまで!」

「ゾロターンカスタムってのか、それ!すげぇ銃手に入れたな!」

「てかもう銃じゃねぇよな、カノンだぜ、カノン!大砲だ!」

仲間達の賞賛と笑顔に囲まれ、照れながらも素直に喜ぶセシル。

怪異駆逐対策局の出向隊員として、化け物駆逐の専門家として。

評価される事は嬉しかった。