あれからは特に何もなく月日は過ぎていった。    


相変わらず先生とは余り関わらないようにしている。


先生「明日からの臨海学校は先生の故郷です!」


クラス中がざわつく


私はきっと呪われている。


先生の故郷と言う事は美香の故郷でもあるのだ。


──何でいつもこうなるの?


私は楽しみだった。臨海学校が一気に楽しみでは無くなった。