「みつば…よかった
先生が明日詳しい検査するって言ってたわ
あと少し微熱あるって」
お母さんまでも来てくれていてそう言ってくれる
今回はあんまり検査したくない
けど…そんなこと言ってる場合じゃないよね
「わかった
来てくれてありがとうお母さん」
「いいのよ
無理しないでね?」
「うん」
私がニコッと笑うとお母さんは四葉そっくりの笑顔でにやっと笑う
「湊くんいい子ね〜♪」
「そうでしょ♪」
………って!!!!!
「湊くんお母さんに言ったの!?」
「何を??」
「私と付き合ってること!!」
「うん!みつばと大切に純粋にお付き合いしてますって言っておいてあげた!」
…まじかーーーーーー
恥ずかしいから知られたくなかったのに…
私がきっと真っ赤な顔になっていると
何故か芽命が笑い出した
「手嶋くんの慌てっぷりったら面白かったよ!
みつばが倒れたって言ってきて、これ抱き抱えてもいいのかな!?って!!」
芽命がそう言うと、冬織くんまでもが笑う
一方湊くんは平然としてるし…
言われてるよ湊くん。いいのかい?
「みつばが男嫌いだから触るの遠慮してるんだよね手嶋くん」
芽命も冬織くんも笑いながら言うけど
それは何だか複雑な気分



