「うっわ!!
如月ドッペルゲンガーだ!!
よろしく!俺手嶋デース」
私が紹介しようとしたら
手嶋くんが四葉を指さしながら自己紹介をする
如月ドッペルゲンガー…ってなに?
「え?もしかしてあの、手嶋先輩ですか?」
四葉は普通に会話する
さすが我が弟…動じないね…
「え?四葉知ってるの?」
「うん、変人って有名だから」
「あ〜…」
そんなに変人って有名人なのかな?
中学まで知れ渡るなんて…
そして手嶋くんはプーっと頬を膨らます
「変人じゃない〜!
如月ドッペルゲンガー失礼だぞー」
いや、手嶋くんの方が失礼だと思う
「手嶋くん、如月ドッペルゲンガーってなに?」
「え?如月のドッペルゲンガー!」
「は?」
私のドッペルゲンガーじゃないし
てか、どっちも如月だし
「如月にそっくりじゃん!
長年連れ添った夫婦並だな」
「弟だし!!」
呆れて思わず叩いてしまう
「いてー!!
如月暴力ハンターイ!」
「うるさいバカ!」
そしてもう一発パコンと叩く
なんでこんなにバカなんだろう?



