「昨日来るって言ったくせに
守れない約束しないでよ
だから男は嫌いなのよ」
私が睨んで言うと
手嶋くんはあれ？って顔になる
「俺が来なくて寂しかったんだー
如月かーわいい♪」
「なっ！！！
ち、違うわよ！勘違いしないで！」
別に…寂しくなんてなかった
ただつまらなかっただけ
嘘つきだって思っただけ
「手嶋くんなんて嫌い」
「ツンデレ♡」
「………」
バカすぎる
でも…なんかもう許してあげようって気になった
怒るのもめんどくさい
私達が言い合っていると
四葉がジーッと見つめていた
「誰なんですか？」
あ、そう言えば紹介してなかった！！
