どの位寝てたかな?



ふと、目が覚めた時には湊くんも目を瞑っていた











「寝てる…のかな?」











どうやら寝てるみたいだ




あ、寝癖がついてる
可愛いな…





私が寝癖のとこに手を伸ばそうとすると











「うわぁっ!!」











少し青ざめた湊くんが勢い良くガバッと起き上がって来た






び、ビックリした…











「はぁ…はぁ…
み、みつばっ!?」





「え??」











悪い夢でも見たのかな?


息が乱れている











「よ、よかった…はぁ〜…」











何の夢を見たのかは聞かない



なんとなく…わかる気がしたから


ごめんね湊くん











「みつば!やっと見つけた!」











少し気まずい沈黙が訪れた時
タイミングよくお母さんが走って来た