紙飛行機にのせて…

「他の人に迷惑なんだけど…」
古住の声が大きく、慎也は注意した。

「あ、すんません…」

ヘコヘコと古住は頭を下げた。


(こんなんなら、勉強の方がよっぽど良いじゃん…)
慎也は、そう思った。


「ご注文をどうぞ。」
ウェイターが来て、言った。


「ドリンクバーで!」

「同じく。」

「あ、ストロベリーパフェ2つで!ドリンクバーも!」

ゲーセンで数多くいた女子は、半分以上は減った。

10人はいたがかなり減った。
大マジで。


今いるのは、慎也,古住と…女子3人のみ。

因みに、ゲーセンで慎也と話した子もいる。

「ドリンクバーとチョコレートパフェで!」

「あ、フライドポテト1つで!」

「かしこまりました。以上でよろしいでしょうか?」

「ないよな?」
古住の問いに対して、全員頷いた。

「以上でーす。」

「かしこまりました。」

ウェイターが去り、

「あーあ、帰ったら受験勉強か…」
そうゆう話に入った。


「あ、気分転換な!流石に…勉強ばっかだとさ、ストレスたまんね?」


「わかる!あ。」
注文したものが、2つ届いた。

「食べながら話そ。」

慎也はドリンクバーを取りに行こうと、

「誰か一緒に来ない?1人。ドリンクバー。一斉に行くわけにいかないでしょ?」
1人だと人数的に大変だと思い、誘ってみた。