あたしが顔を上げると、涙目になっためぐちゃんがいった。

「まあさ…がんばってたよ?先輩に連絡もらったときに恥ずかしくないようにって雑誌かってお洋服みたり、野球のこと勉強したりしてたことあたしはしってるから。このことはまあさにとって無駄なことじゃなかったからね。あたしはわかってるから…ね…?」

そんなこと言われてあたしがよけい泣いちゃうことわかっていってるのかな?

でも…ありがとう…ほんとにありがとう。
心からそうおもっていた。

この経験は確かにあたしにとって悲しいものだったけど周りの子なんかよりずっといい経験ができたっておもうようにした。