駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

「名前、なんていうの?」

我ながら勇気がある事をしたのかもしれない。
しかし、いかにも速そうな彼女に興味を持ったので、名前を聞いてみた。

「あっ...友希です。」

友希ちゃんか、ふむふむ。なんて脳内のノートに名前を書き留めておく。

「友希ちゃんっていうんだー!
よろしくね!」