駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

「いや、それ聞いた後に言うのもだいぶ恥ずかしいんだけどよ...2kmくらい。」

「いやまあ、それが普通だろ!泳いでるって十分!」

口ではそう言いつつ、驚きを隠せなかった。



翌日、俺は先生にさりげなく聞いてみたんだ。

「先生、ウチって結構泳いでますよね?」

すると先生はキョトンとして言った。

「そりゃそうでしょ。あんた達のメニュー高校とか下手したら大学から借りてきてるようなものだもん。」