駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

なんでこんなに辛いんだろう。
そう思わない日はなかった。

あるとき、同じスクールに通っていた友人と道端でばったりと会った。

「お、友樹じゃんか!ひっさしぶりだなァ!」

「おっす!なに、どうしたんだよこんなとこで。」

「それはお前こそだろ!?」

なんて笑いながら話していると、向こうも水泳部に入っていたことがわかった。