駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

「栞菜、2Br最終レース,7コース。1Br最終レース,6コース。」

鷹居は、目を見開いていた。
小6の時にスイミングスクールを辞めて以来、部活に入ってからようやく泳ぎ出せたのが鷹居だった。自分でもあまり自信は持てていなかったのだろう。

でも、その中でも最も才能を見せつけた女子はー

「舞、半Fr,最終レース5コース。1Fr,最終レース...



4コース。」