駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

全員がその紙に食いつく。

「みなさん座ってください。今から、先生がレースを読み上げていきます。」

心臓の音がありえないくらいにうるさかった。

「まずは、友希。1Ba,2Ba共に最終レース、4コース。」

最終レースの、4コース。スイマーなら誰もがそこに辿り着くために努力を重ねる。やはり高校でのあの辛い練習は、ここらで一番速い選手を作り上げていた。