駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

それから、少し沈んだ空気で更衣室に向かった。その途中、女子バレー部の2年生の先輩が言った言葉。

「水泳部のクセにここ通ってんじゃねぇよ...チッ。」

何故、なんで私達が、いっそ私はどうでもいい。何故みんながこんなことを言われなければならないんだ。

みんなの顔に、笑顔はあったもののどこか影が落ちて見えた。