短い髪から雫が落ち、肩から腕を伝う。

「じゃあ今日のここでの練習はここまでだ。すぐに着替えてトレーニングルームに来い。」
「えぃ!」

全員が、目を伏せそして後味の悪いような、複雑な顔をした。

「こんなこと、してたなんて知らなかった。」
「なんか、うちら最低かも。」

萌絵と舞が言う。

「友希ちゃん...。」

栞菜が呟いた。