駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

スッと彼女がゴーグルをとった。

「あ...。」
「ほらな、知らない人だろ。」
「ああ...。」

全く知らない顔に、ちょっとだけ残念さを覚える。

「え、何言ってんの。あの人違うよ。あっちあっち。」

栞菜にそう言われて再び小さな彼女を探す。
すると本物が目に入った。