駆け抜けた日々-The Best Swim Team-

「でっけぇ...!」

外から見てもどこがプールかわかるくらい、プールの整備がされている。
流石強豪。その一言に尽きるような佇まいだ。

「ねえ、確かプール行くんだよね。入って良いのかな?」

澤野がつぶやく。するとすぐ近くにいた高校生が、
「あ、北島先輩の教え子って君達か!大きくて気づかなかったよ。連絡は貰ってるから案内するね。」