翌日、水泳部は清澄高校と書かれたパンフレットを片手に駅に集合していた。 「全員来たか?」 副部長の直人が声をかけると、清澄高校に向かって出発した。 女子は何やら話しているが、男子はほぼ無言。 道のりが長く感じた。 駅から30分。 清澄高校に到着した。