相合傘

プルルル~♪


プルルル~♪




すぐに章平はでた。




『もしもし?夢?
お前今どこおんねん!』




少し怒ってる、章平。




章平の声を
聞くと安心した。




「章平…ゴメン。

今章平の家のすぐ側の
公園におる……」




『何でやねん。

ま、ええわ。
今から行くから
動くなよ?』



章平は、
そう言って
電話を切ろうとした。




「待って!章平…」