「穂香ぁーーーーっ!」

「あ〜。花ちゃんおはよー」

大きな声で、なおかつ優しく、慎重に抱きついてくる花ちゃんが大好きです!


なぜ優しく、慎重にしてくれているかというと、私、昔から身体が弱くて、心臓病を抱えているんです。




キーンコーンカーンコーン



「あ、チャイム鳴っちゃった!」


「あ、じゃあ花ちゃん先行っていいよー」

「じゃあ.....。ごめんねーーっ!」


本当に花ちゃんは慌ただしいなぁ~

と、微笑みながら思う。


ちなみに私は、病気だからっていう理由で少し遅れても大丈夫なの。


「あ、かわいい花~」