バイクを止め、オレは、第四倉庫の前にいる見張りをフルボッコにし、扉を勢いよく開いた。 その奥で椅子に座って、こっちをじーっと見ている赤髪の男…多分、八神だ。 「ちょうど1年前の事件、覚えてるか?」 オレの問いかけに周りがオレを囲む。 それを静止する八神。 「お前…たしか、MWの…?」