Successful Failure -短編集-





「お前も見ただろ?毎晩、街中で鼻血ブーッになってぶっ倒れたヤンキー共を。男も女もみんな」



「た、確かに…」



「喧嘩の腕も大したもんだ、きっとな。お前が行って適う相手じゃねーよ。お前があんなになる姿、見たくねえ」



「優馬さん…」



おお、これが師弟愛ってやつか。



まあ、ここは、いいムードだし、二人っきりにさせてやるか。



と、踵を返したその時。



目の前に金属バッドを持った大群が押し寄せてきた。



「お前だな?一昨日の晩、山口達を血祭りにしたのは」



どうやら、オレのお客さんのようで…