手術をすれば、治るかもしれないということだった。 ただ、妹は怖がって手術をしたがらなかった。 俺がどんなになだめても妹は、反対した。 あんなに明るかった妹でもさすがに手術は怖いらしい。 ただ、俺は無理にでも手術を受けさせようとした。 俺がしつこいものだから、妹は、本心を打ち明けてくれた。 「手術費用、馬鹿にならないから。病は気からって言うし、もうすぐ退院できるよ、うん!」 不甲斐ない兄を持ったせいで、妹に不憫な想いをさせて・・・ 涙が出た。