高校合格祝いに、妹を旅行にでも連れて行こうと、妹の夏休みと合わせて、工場長に4日ほどまとまった休みをいただこうと、相談していたまさにその時だった。 ケータイから知らない着信がかかってきた。 「中央病院です」 真っ青になった。 病院に着くと、妹はベッドに寝ていた。 比較的元気そうで、念のため検査入院をすることになったのだが、その検査入院で悪性腫瘍が見つかった。 壮絶な闘病生活の始まりである。