Successful Failure -短編集-





それにしても知らなかったな。



まさか、山縣さんが他校の女子からも人気があったなんて。



そんな山縣さんとそんなことすら知らなかった私が付き合ってるって、完全に月とすっぽん状態だよね。



それに、山縣さんと私は住む世界が違いすぎる。



山縣さんは、もう将来のことまでしっかりと決めてて、私も来年は、山縣さんと同じように明確な進路を決定しないといけないんだけどな・・・



はっきり言って自信ない。



ああ、進路なんて誰かがルーレットを回すみたいに勝手に決めてくれればいいのに。
そしたら、



「えー、めんどくさいー」



なんて言いながらも、結局は、頑張れそうな気がする。



そういう世の中になってくれないかな、今年中にでも。