僕は、起き上がって女の子を探した。



どこにもいな____いた。



土手の段差から落ちて、パンツむき出しでひっくり返っている。



大丈夫____だろうか。



まさか、死んだだろうか。



そう思った瞬間、女の子は、起き上がり、スカートを直しながら土埃をパンパンと掃った。



そして、僕の方をじーっと見ている。



「な、なんですか?」



「・・・・」



本当に何なのでしょうか。