「じゃあ、また明日ね!」 「うん、バイバイー!」 やっと解放されたけど、もう外は真っ暗だった。 これは、帰ってお姉ちゃんに怒られるな・・・ 私の家は、お父さんが小さい頃に死んで、それ以来、お母さんが雑貨屋の店長をして生計を立てている。 だから、帰るのが遅いお母さんを助けるために、私と大学1年のお姉ちゃんで家事を分担している。 そして、今日が私の当番の日というわけなんだけど・・・ 「言い訳、どうしようかな・・・」